武水しぎの

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ペットと賃貸住宅 苦情編

2007年11月15日

最近は賃貸住宅でも、ペットを飼育できるところが増えてきています。
うちの物件でのペットOK! のものがありますが、そこでよくある苦情をご紹介したいと思います。

臭い!

苦情のワーストワンです。
少し土のあるスペースがあるのですが、そこがマーキング場所になっていて、臭う臭う。庭のハナミズキの下なんか、すごいです。
共用部での排尿排便は当然禁止なのですが……。

お部屋の玄関や窓を開けたときに漂う動物臭。これも、苦手な人にはたまらない。
自分のうちのペットの臭いはわからないものですが、やはり動物は独特の臭いがします。これは生活音の問題と似たところがあって、ペットに臭いを全くなくせ! というのは無理です。
けれども、「気をつかってますよ」というところが見えるだけでも違うもの。
かわいいペットはしっかり身体を洗ってあげて、清潔に。
消臭スプレーなどを利用するのもいいと思います。


鳴き声がうるさい!

しつけができてない、ってのは論外で、きちんとしつけてもらわにゃならんのですが。
問題は繁殖期。
うちでは、一頭の場合は、去勢の義務付けはしてません。でも、あまりに騒ぐようでしたら、うるさければ「ペット飼育規約」に基づいて、去勢を求めます。
また多頭飼いの場合は、去勢を入居条件にしています。
でも、多頭飼いの問い合せを受けて
「去勢してるならOK」
と返事すると、入居をあきらめる申込者も多い。
正直言って、集合住宅での飼育を考えるなら、去勢は必須と考えた方がいいと思います。集合住宅での生活上の問題行動はかなり抑制されるはずです。

共用部ではリードをつけて!

「うちのコはおとなしいから」「うちのコは小さいから」と、ときどき共用部をリードを離して散歩してる人がいます。
アブナイですからやめて下さい!
なにが起こって「うちのコ」がびっくりするかわかりません。事故が起こってからでは互いに遅いのです。

うちの子、アレルギー体質で……

今度の「うちの子」は人間の方です。
ペットの毛や皮屑、ペットについた虫やその死骸がアレルゲンとなり、アレルギー反応を引き起こすことがあります。
アレルギー症状の発症は、個人の体質とアレルゲンへの曝露量によって決まり、昨日まで平気だったものが、ある日突然、ということもあります。
集合住宅の場合、どこかのだれかのペットによって、アレルギーが引き起こされることもあるのです。
「それならペット可のところに住まなきゃいいでしょ」
なんて、どうか言わないでください。
上記のとおり、アレルギーの発症はある日、突然、です。
既にほかのアレルギー(花粉症など)を持っている人が、用心をするのは当然のことですし、あなたもある日、アレルギーを起こすかもしれません。
アレルゲンの排除=ペットの排除にはしたくありません。
だからこそ、集合住宅での生活には
「互いを思いやってますよ」
という姿勢を互いに見せることが大事だと思うのです。

部屋を汚された! 傷みがひどい!

退去後のオーナーの叫びです。
きちんと届を出して飼育されているのですから、きちんとされている方がほとんどで、ペットの傷の修復は借主負担という規約も守り、積極的に「ここはうちのコが」と言ってくださいます。
ありがたいことです。
でも、やっぱりたまぁに困った方はいらっしゃるもので。
ガリガリに引っかき傷をつけ、押し入れ(トイレスペースだったらしい)は染みだらけ。そんな状態で「ペット可物件なんだから自然損耗だ!」と主張する難儀なお方も。
ペット可賃貸では、床材を強いものにしたり、壁に腰壁をつけたりして、工夫しているところもありますが、やはりペットに傷をつけさせない工夫やしつけは必要でしょう。
また、「お気に入り」のここならOK!の場所を作ってやることが利くこともあるようです。

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