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賃貸住宅にかかる看板のお話
さて、賃貸住宅をみますと、よく不動産屋の看板がかかっています。 一つかかっているところが多いのですが、二つ、かかっている物件もあります。
このあいだ言語道断なことに、「複数の業者の看板がかかっている物件は信用できない」とかかれたHPがありました。これは大きな誤解ですが、「複数業者の看板」には深い意味が隠されています。
大家さんというのは、たいがい兼業者です。他に本業があって、所有する不動産の活用として賃貸住宅を経営することが多いのです。そこで登場! いろいろとお世話になるのが不動産屋さん。
不動産屋もこの場合、大きく分けて「仲介業者」と「管理業者」にわかれますが、兼業している不動産屋さんがほとんどです。「管理」をまかせると、「専任媒介」もセットになっていることが多いですね。「専任媒介」とは、その物件の仲介を、その業者だけに依頼する契約です。
一つしかかかってない看板――それはその業者の専任媒介である可能性が高く、かつその業者の管理物件である可能性が高いのです。
その裏返しが複数の看板です。複数業者の看板がかかっている、ということはその物件は明らかに「一般媒介」です。大家さんは、複数の業者に仲介を依頼しています。そして、物件の管理は大家さん自身、もしくは大家さんの経営する管理会社である可能性が高くなります。(もちろん中には管理のみ一般業者に依頼している例もありますが)
複数業者の看板、それは大家さんが直接その物件に関わっている目印なのです。
ところで、複数ある看板、それぞれに電話してみると、家賃などの条件が店によって違うことがときどきあります。そのからくりはまた次のお話で。
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