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見学会に行ってみた!
ここでいう見学会とは、メーカーが主催する賃貸住宅の見学会です。
ある朝、ポストをみるとこのご案内がはいっていた。
見ると。積水ハウスのシャーメゾン見学会とあります。
地図によればごく近所、公民館の真横ではありませんか。
このあいだからクレーンが壁を運んできていたので、何が建つのかな、と 思っていたのですが、これで合点がいきました。
どうしようかな。行くと営業マンがよってくるんやないやろか。
管理人は以前大阪球場のモデルハウスにうっかり行ってエライ目にあったことがあります。
でもひとさまの新築マンションを覗ける機会もそうそうあるわけじゃあありません。
と、いうわけで行って見ました見学会。
駐車場の一角にテントがたって、営業マンが待機してます。
もう入居している方もいらっしゃるようですが、半分ほどはまだ空室のようです。
この空室のうち一室を展示・見学させてくれるわけです。
きれいなレンガ風のアプローチ、花壇にはツツジが植栽されています。
ツツジに囲まれた品よいプレートに物件名。あらら、うちの物件と同名じゃあないの。
「あらら〜、でもときどきあるんですよね」と営業マン。
うん、確かに管理人も「ヴェルドミール」という名前のマンションを4棟知っています。よくあるんです。
いよいよ部屋に入ります。
鍵は今のこととて、ピッキング対応。このあたりではまだないそうですが、 大阪市内では激増中とのこと。
高いあがりかまちをあがると、広めの廊下です。
普通、住宅のモジュールは半間(91cm)ですが、この建物は100cm余りあるんだそうで、廊下も10pほど広く、天井も高いのです。
風呂場の段差も高いなあ。
洗濯パンのよこには床下点検口があり、この部屋の水道配管は全てここに集まっています。
ここからホースの親玉みたいな管で各部屋に水が回っていきます。メンテナンスが楽になるそうです。
間取りは2LDK。主寝室と和室、LDKです。和室とLDKは襖を解放すればつながるつくりまので、管理人の気分的には1LDK。
南向きのLDKは明るく開放感にあふれ、カウンターキッチンからの眺めもGOOD。
床はクッションフロアですが、傷ついた部分のみを張り替えることができるようになっています。
驚いたのはアルミ製襖。アルミの枠に合板をはさみ、クロスを貼ってあるんだそうです。。。。。。
部屋の間の扉は、引き戸、片開き戸ともにフルフラットのバリアフリー仕様。……って、上がりかまちとお風呂はやけに段差が高かったんだけど。。。。
戸当たりやレールにはプラスチックかアルミを使用し、耐久性を高めるとともに、壊れたときもわかりやすくなっています。
主寝室の窓(もちろん格子付)が共用廊下の方についているのが、管理人には気にかかるところ。
寝るとき気になる人もいるのでは?
構造は軽量鉄骨です。
営業マンが「従来の重量鉄骨とは違いまして、軽量で……」とのたまうので、
「重量鉄骨と軽量鉄骨ってどう違うの?」と聞いてみた。
説明パネルを見つつ受けた説明によると、C字型の軽量鉄骨を特殊な金具で組むことにより、地震のとき鉄骨の軸組みが「柳のように」揺れて衝撃を逃がすのだそうです。
従来の鉄骨だと剛性が高いので、丈夫なかわり、限界をこえると破断してしまう、ということらしい。
木造軸組と鉄骨のいいとこをとりいれたわけですナ。
でも、でもねえ、管理人の聞いたのは組み方の問題じゃあなくって、素材として重量鉄骨と軽量鉄骨はどう違うの?ってことだったんですけれど。
だってH型の軽量鉄骨なら前からありましたよねえ。
この見学会は主に、メーカーが大家さん向けにするんですが……
入居者の方もいっちゃいましょう。
今回の物件見学の説明は、部屋のメンテナンスも重要なところでした。
退去時の原状回復トラブルを防ぎ、かつ改装費用を抑える工夫をメーカーはしているわけです。
入居者と大家の双方がその仕組みを知らないと、せっかくの工夫も半分しか約にたちませんよね。
大家業のワタシがいうのもなんですが、悪徳大家や悪徳業者のぼったくりを防ぐには知識も必要です。
おおいに見学会を利用してください。
また、管理人も新築物件を参考に自分の物件をよりよくしたいと思いますから。
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